当サイトでもいくつか解説記事を出した、国内ヘッジファンドのBMキャピタル。管理人も長らく運用先としてお世話になっており、2021年現在のポートフォリオの大半を占める投資先です。
さて、これからBMキャピタルへの投資を考えようという方に向け、今日はBMキャピタルのネット上での評判をまとめてみました!
良い評判も悪い評判も、全て載せていきますので、実際に投資している人の声が聞きたいという方は是非参考にしてみて下さいね。
それぞれの噂の真相については、実際にBMキャピタルに投資している投資家として、わかる範囲で、フェアに、客観的に解説していきたいと思います!
BMキャピタルの悪い評判
さて、まずはBMキャピタルに関する悪い評判から見てみましょう!
「そんなに良い投資なんてあるのか?」
「ローリスクハイリターンな投資なんてあるんだろうか…」という疑問。
確かに一投資家としてはこのように疑ってかかるべきだと思いますし、BMキャピタルにとってはマイナスだと思いますが結論から言うと投資家としては健全なスタンスなのかな、というのが私の感想です。
BMキャピタルに関して言えば、「バリュー投資」と言い本質的な価値から見ると割安な銘柄に投資をしているので元本の安全性を重視しているファンドです。
このような大きなリスクを取らない戦略で、実際にここまでの運用としては良いパフォーマンスを残しているのでローリスクハイリターンのように見えますが、しかしこれは「今後も確実に儲かる」ということではありません。
そんな良い投資手法があるのか?という疑問は普通だと思うので、そういう方は一度営業で詳しい話を聞いて自分の中で腹落ちするかどうかを確認してみるのが良いでしょう。
世の中には実際に成績の良いファンドと成績の悪いファンドがあるので、自ら情報を取らず「良い話だから怪しい」で全ての可能性を断絶してしまうのは、それはそれで機会損失に繋がりかねない勿体ない判断でもあります。
「評価が高過ぎて胡散臭い」
評価が高過ぎて胡散臭い、という意見です。このような評価もいくつか散見されました。
これは私も含め投資関連のブロガーや情報発信者の間で、BMキャピタルに出資している人の多くがBMにポジティブな見解を出しているので「高評価過ぎて怪しい!」という印象になっているのかもしれません(笑)
まあBMを褒めたところで何が起こるわけでもないのですが、実際に利回りが良い、かつあまり世の中的に知られていないということで「自分だけが知っている良ファンド」として紹介したくなってしまうというのが投資形の情報発信者の気持ちだと思います。
「詐欺ではないのか?」
「パフォーマンスは良いみたいだが、詐欺ではないのか」という意見もありました。
ここで書かれているバーナード・マドフとは、アメリカにおいてポンジスキームと言われる手法により史上最大の詐欺事件を起こした人物です。
このポンジスキームという詐欺を簡単に説明すると、嘘の利回りを吹聴してファンドへと出資を募り、実際には何の運用もせずに、新たな出資者の元本を元手に既存の出資者へと配当を出していくというスキームです。
運用で利益を出さずとも、出資者が増え続ける限りにおいては資金が増えるので、それによってあたかも運用をしているかのように振る舞うことが出来るというものですね。
BMキャピタルにおいては、実際に株式を取得したさいに金融庁に提出する「大量保有報告書」が出されていますので、投資の実態は担保されており、詐欺の心配はありません。
BMキャピタルの良い評判
次に、BMキャピタルの良い評判に関して見てみましょう。
「怪しんだことを後悔」
怪しんで見送ってしまったが、早めから投資しておけばよかった、という後悔。このような意見は結構な数が見つかりました。
やはり国内でヘッジファンドという運用形態の知名度が低いこともあって、敬遠してしまう方が多いのでしょう。
ヘッジファンドというのはたいてい規模が大きくなる前の運用成績が良いというのがお決まりのパターンなので、良いと思ったら様子見をせずに早めに投資をするのが賢い選択です。
「実際に良い投資はあるので、怪しいと注意喚起し過ぎるのは良くない」
こちらは、先ほど出てきた「良い話は裏があるに違いない」という意見の、反対意見とも言える内容ですね。
適正な利回りは3%程度なのでそれ以上の投資は危険、というような決めつけは良くないだろうという主張です。
先ほども私の意見として書いた通り、もちろん批判的な精神でいることは投資家として健全なことだとは思いますが、実際に良いパフォーマンスのファンドというのは存在するので何でもかんでも怪しいと言って敬遠するのは機会損失になります。
自分の目で確かめて腹落ちするかどうかを確認するという地道な努力が大切です。
「ファンド自体のスキームとして模倣したい」
経営者やファンドマネージャーの意見として、BMキャピタルのスキームを模倣したいという意見。こういったものも、いくつか出てきました。
このツイートに関しては、ファボも30以上ついているので賛同者がかなりいるということだと思います。
実際、BMキャピタルの合同会社スキームというのは、適法なスキームの中でも運営側にとっても投資家にとっても分かりやすく、手法の一つとして高く評価できるものだと思います。
BMキャピタルに対する中立な評判
次に、中立な意見や迷っているという立場の評判を見てみましょう!
「口コミ情報が欲しい」
この記事を出した理由でもあるんですが、口コミの情報が欲しいという意見もありました。
BMキャピタルの出資者が自ら発信することは珍しいので、なかなか情報が取れず、判断がしづらい、ということだと思います。
BMキャピタルに限った話ではないですが、「ヘッジファンド」というもの自体が、実際の運用は良くても情報が少なくてよく分からないというイメージを持たれがちです。
日本人の金融リテラシー向上という観点で考えると、ファンド側の努力や出資者のオープンな情報発信を増やすことで改善していくべき問題だと思っています。
「短期ではなく、中長期なら堅く運用ができそう」
短期の投資には向いていないが、中長期なら良さそう、という意見です。
これはまさに仰る通り、というのが私の考えで、BMキャピタルに預けるなら長期で運用する前提でいた方が良いと考えています。
というのも、BMキャピタルというファンド自体が長期保有のじっくりとした投資を実践しており、どこかの短期間で大きな上げ下げが発生するようなものではないからです。
BMキャピタルを短期に利用してしまうと、思ったような成果が得られずに終わってしまうこともありえますので気をつけましょう。
BMキャピタルは、大きな額を、長期で預けて安定的に運用するというイメージで活用するのが良いと思います。
BMキャピタルの投資活動についての個人投資家の評判
次に、BMキャピタルの戦略や、株主としてBMキャピタルを見つけたという情報です。これもかなりの数がありました。
かなりの株オタクの個人トレーダーが、良い銘柄を探している途中でBMキャピタルを株主として目撃した、ということだと思います。
こう言った実際の投資活動に関しての情報は、たいてい、「大量保有報告書」という株式を一定数取得した際に金融庁に提出する法的書類から情報がもれていきます。
逆に言うと、実際に株式投資を行っている(=実態がある)ということであり、詐欺ではないということが明確になる証拠にもなっています。
投資関連口コミサイトに寄せられたBMキャピタルの評判
実際に投資をした人が、ファンドについての感想を投稿するサイトにもいくつかBMキャピタルの評価が書かれていました。
実際に投資をする前の人は、色々な意見がありましたが、投資を行った投資家からは高い評価を得ているようです。
質問に対する回答がよかった、というものや、ファンドマネージャーの戦略に感銘を受けたというものなどが高評価の主な理由でした。
総評 ーBMキャピタルの評判・口コミまとめー
以上、今日はBMキャピタルに関する、インターネット上での評判や口コミをまとめて紹介してきました。
良い運用には何か裏があるはずだ!という懐疑的なものや、非常に良いファンドだという肯定的なもの、社長としてスキームを模倣したいと思っているものや、はたまた一投資家として株主名簿に見つけたという目撃情報まで色々でしたね。
少しでも興味があると思っている場合には、見知らぬ誰かの情報を頼りにするのではなく自分自身で面談に出向き、直接気になっていることを質問することをお勧めします。
そういった少しの努力によって、資産運用における利回りは全然変わってきますよ!
以上、国内ヘッジファンドマニアの、恵でした!